当方のお勧めする詰め替え方法です。手間はかかりますが難しくはありませんので一度お試し下さい。
 ■ガラス瓶のフタには電動ドリル等で穴を開けておきます。
 ■フィルターはタイペックフィルターが◎ 代用品としてはコーヒーフィルターや油こし紙など
 ■鍋はガラス瓶が2〜3本入るものが便利です。
 ■丸棒は直径1.5cm、長さ30cmぐらいの棒で片方の先を尖るように削ったもの
 ■ワイヤーブラシは錆びないものが◎
 ■詰込み棒は専用のものもありますが、代用品としては直径4cmの丸棒でも可
 上記以外でも代用できるものがあると思いますので、工夫してみてください。
 

   

鍋にお湯を沸し、瓶を消毒します。
熱湯の中に空瓶を入れ5秒程で取り出し、水切りをして上向き(瓶の口を上)で乾かします。瓶は余熱ですぐに乾きます。
次に残ったお湯で衣装ケース、その他の道具を消毒します。
その後きれいに水分を拭き取ってください。
それほど神経質になることはありませんのでご安心下さい。
 
(この作業が一番大変です!)
エタノールで手を消毒し、手を完全に乾かしてから作業を始めて下さい。
ケースもご用意下さい。
ブロックを袋から取りだし、上部の白い膜をナイフで丁寧に削ぎ落として下さい。
周りの薄い膜はワイヤーブラシで丁寧に削ぎ落とします。
後はブロックが細かくなるまで、万能ケース内でひたすら手で崩して下さい。
ブロックを崩し終わったら、中身を衣裳ケースに移します。
(ブロックを2個以上使用する時は、万能ケースにてブロックを1個ずつ崩し、衣裳ケースにまとめていきます。同じケース内で崩し、ためていくより、崩す為のケースとまとめるケースを分けた方がより作業がし易く効率が良いと思われます。乾燥しないように出来たマットをまとめる衣裳ケースにはフタをしてください。)
ブロックの数だけこの作業を繰り返します。
瓶の肩口ぐらいまで崩したマットを入れ、詰め込み棒で詰め込みます。(1回目の詰め込み)
側面に押し付ける様に、片手で少しきつめで詰め込みます。
その際、あまりきつく詰めすぎないように注意して下さい。酸欠により菌が回らない場合があります。
1回目の詰め込みと同様に肩までマットを入れて詰め込みをします。(2回目の詰め込み)
同じ作業を繰り返し、3回目の詰め込みで完成させます。
瓶の肩、上部は念入りに強く詰め込んで下さい。
最後に棒で中心の底まで穴を開け、瓶とフタの間にフィルターを挟んで終了です。

出来上がった菌糸びんは、常温で保管しておくと徐々に菌が回ってきます。
通常ですと10日ほどで菌も落ち着き、使用可能となります。
菌の活動により熱を出しますので、培養中はケース等で瓶を密封しないで下さい。
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